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2011/02/24

東大阪宇宙開発共同協会(SOHLA)



東大阪宇宙開発共同組合は、人工衛星の打ち上げを目指して東大阪に拠点をおく中小企業(町工場)が結集したプロジェクトグループです。

「不況に苦しむ関西の町を活気づけたい」ということで2003年に立ち上がりました。「まいど1号」と名付けられた人工衛星が無事その役割を果たし、プロジェクトは成功裏に終わります。

現在は「2足歩行のロボットを月に降り立たせる」ことを目標とした新たなプロジェクトが立ち上がっています。



東大阪宇宙開発共同協会(SOHLA)

2011/02/22

共生・共走リレーマラソン

共生・共走リレーマラソンは、障害の有無に関わらず、各チームがリレーマラソンをしながら、共に走り、交流しようというものです。

毎年、5月下旬の日曜日に、大阪の鶴見緑地で開催されます。今年で18回目となり、毎年、1000人以上が参加されている人気の大会です。

ホームページ
http://www.kyousei-marathon.com/

主催されているのは、NPO法人まつさく さんです。

当日は、マラソンと並行して、ステージでの催しや、福祉機器展、屋台、フリーマーケット等もおこなわれます。

私も数年前に、大学の駅伝同好会として、参加したことがあります。(この時は、走ることに真剣で、イベント等をみてまわることは ほとんどありませんでしたが・・・)

1週1.2キロのコースを8時間にわたりたすきをつないで走ります。8時間走るというのは、かなり過酷ですが、待っている間には、他のメンバーと楽しい時間が過ごせます。また、こんな過酷なことをわざわざ一緒にやってるメンバーがいるという不思議なおかしさと楽しさがあります。
ランナーには、視覚障害者と伴走者、小さなこどもや学生、電動車イスの方、仮装して走るひとなど、様々な人たちがおられ、参加者の楽しそうな姿もあり、後味のよい大会だったと思います。

今年の共生・共走リレーマラソンは、2011年5月29日(日)に開催予定です。スペシャルゲストとして、高石ともやさんが来られるそうです。(私は、「陽気にゆこう」や巡礼歌「山青く海青く」が好きです。)

参加費は、大人 一人2500円、大学生・高校生 一人1500円、中学生以下 一人1000円 です。

参加の申込受付は、4月28日まで行われています。また、参加者だけでなく、5月25日~30日までの各日で、運営ボランティアの募集もされていますので、お時間と興味のある方は、1日だけでも
是非ご参加されてはいかがでしょうか?

共生・共走リレーマラソン
ホームページ
http://www.kyousei-marathon.com/

2011/02/17

探偵!ナイトスクープ

1988年に始まり2011年現在も続いている、朝日放送のバラエティ番組。

関西が世界に誇るすばらしい番組です。最初は関西のローカル番組として始まったそうですが、現在では日本全国各局で見られるそうです。

視聴者から寄せられる様々な依頼を、桂小枝、北野誠などのタレントが「探偵」となり、模索しながら調査・実験・解決をしていく、という番組です。

詳細の説明はWikipediaが充実してるのでそちらをどうぞ。
探偵!ナイトスクープ - Wikipedia


わからないことを調べるだけであれば大方のことはインターネットで解決できる時代になりましたが、ナイトスクープを見ていると、答えにたどり着くまでの過程において「みんなで一緒にやる」「体を動かして試行錯誤する」「楽しむ」ということがいかに大切なことなのかがわかります。

放送の冒頭には次のような番組の説明が流れます。
この番組は、視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が優秀なる探偵たちを野にはなち、世のため、人のため、公序良俗と安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に追求する 娯楽番組である。


私が知るかぎり、オープニングに流れる曲はずっと変わらず円広志さんの「ハートスランプ二人ぼっち」です。
ベッドのまわりに 何もかも脱ぎ散らして
週末だけの秘密の部屋


金曜日の11時過ぎ、お酒を飲みながらこの曲を聞いているその瞬間が「今週も一週間がんばったな~」と一番実感できるときだ――そう思う方も多いのではないでしょうか。

長きにわたり多くの人々を励まし、感動させている番組です。

公式ページはこちら。
探偵!ナイトスクープ - 朝日放送
オンラインからの調査依頼もできるようです。
探偵!ナイトスクープ 調査依頼 - 朝日放送

2011/02/08

應典院(おうてんいん)

大阪・天王寺にあるお寺です。
「浄土宗大蓮寺塔頭 應典院」という、浄土宗のお寺とのことですが、お寺というよりも、地域ネットワークの拠点です。

セミナールームや、展示空間があり、應典院では演劇活動や、講演会などもおこなわれています。

ハブ空港のように、そこに人が集まり、また散っていく。
應典院のような拠点があることで、人々の交流が活気づく。

ちょっと勝手に解釈しすぎているかもしれませんが、街中の一般的なほかのお寺とは、別物だと思います。

應典院の活動(ホームページより抜粋)
・應典院寺町倶楽部
・寺子屋トーク
・舞台芸術祭spacex drama
・コモンズフェスタ
・いのちと出会う会
・コミュニティ・シネマ・シリーズ

應典院の活動は、その町に住む人・通う人を変えていくと思います。コミュニティの拠点というのは、非常に大きな意味があり、身近に應典院のような拠点があれば、私の生活も変わるだろうと思います。自治体ではなく、お寺がこのようなことを実施するというところが新しく思いますし、人任せでなく、自分の力で自分の生活を創るという力強さのようなものも感じます。
これからも、應典院が人々に愛され、活動が続き、また、應典院の活動に続いていくお寺が増えていけば、私たちの未来の生活も、少し明るくなるような気がします。

寺子屋トークの過去の記録を見ていると、1999年7月1日に、「ノストラダムスをぶっ飛ばせ!」というトークが宗派の異なる5名の住職により行われたようで、高校生の私がノストラダムスにおびえていた時に、こんな楽しいイベントがあったなんて、と驚きを隠せません。
http://www.outenin.com/modules/contents/index.php?content_id=61

應典院の活動は、平日の夜や、土日に開かれていることが多いので、一度、活動に参加されてみてはいかがでしょうか。

(應典院とは:ホームページより引用)
日本でいちばん若者が集まるお寺、應典院。檀家さんがいない、お葬式をしない、そんな一風変わったお寺です。かつてお寺が持っていた地域の教育文化の振興に関する活動に特化した寺院として計画され、〈気づき、学び、遊び〉をコンセプトとした地域ネットワーク型寺院として1997年に再建されました。

(ホームページに載っていたキーフレーズ)
「ひとが、集まる。いのち、弾ける。呼吸する、お寺。」
「人は、あなたに出会って わたしになる」
住所:大阪府大阪市天王寺区下寺町1―1―27
ウェブサイト:http://www.outenin.com/

2011/02/04

鷲田清一

こんな人1
哲学者、教育者。
専門は身体論、現象学、臨床哲学、倫理学など。
大阪大学総長(2011年2月現在)をやりながら、真の創造都市・大阪を目指して大阪を元気にしていく活動「クリエイティブオオサカ」発起人などもされています。


こんな人2
専門用語をふんだんに使った「難しい哲学」だけではなく、身近な問題、日常の生活感覚を足がかりとして考えを進める「身近な哲学」もやられています。強さとやさしさを兼ね備えるというのはまさにこういう人のことを言うんだだなぁ、と見ていていつもあこがれます。

方々で耳にする鷲田先生の学生時代のエピソードは
・高校2年までは恋愛と音楽漬け
・高校3年のときには尼寺で受験勉強
・親には理系の道に進むと嘘をついて文学部を受験
・卒論を書く途中に初めて哲学に目覚めた
・女性雑誌の連載をきっかけに「難しい言葉を使わない哲学」を始めた
などなど。

「こういう人生を歩んできたからこそ、今の鷲田先生があるのか」と考えると、なんだか、人って面白いもんだなぁと思います。


著書
モードの迷宮 1996
じぶん・この不思議な存在 1996
「聴く」ことの力 1999
「待つ」ということ 2006
ほか


ちなみに
ご子息はメルロ・ポンティにちなんだ名前の鷲田めるろさん。


関連ページ
ようこそ総長室へ - 大阪大学
総長プロフィール - 大阪大学
鷲田清一先生に聞く - HandaiWalker 1996 no.07
鷲田清一インタビュー - 大阪大学コミュニケーションデザインセンター
鷲田清一さん(哲学研究者) - インターネットのお仕事人辞典


関連サイト
クリエイティブオオサカ(大阪創造都市市民会議)
大阪大学