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2011/04/24

大阪産業創造館

大阪産業創造館は、大阪市本町にあり、大阪のビジネス街の中心地に存在します。略して、産創館(さんそうかん)と呼びます。

2001年に大阪市経済局の中小・ベンチャー企業支援拠点として開業しました。運営は、財団法人大阪市都市型産業振興センターがおこなっています。
ホームページに経営理念が掲載されており、【「中小企業の経営力強化」と「創業」を支援し、大阪経済の活性化に寄与します】とあります。

ほぼ毎日のようにいろんな種類のビジネスセミナーが開催され、また、個人的な勉強会のためのレンタルルームや、企業のサービス説明会ができるような大きい部屋もあり、多くのイベントが開催されています。格安のインキュベーションオフィスもあり、ビジネスの専門家のアドバイスも数多く受けられるようです。

また、大手・中堅企業のビジネスパートナーとなるためのプログラムがあったり、マッチングイベントを開催するなど、サービスの提供もおこなっています。

産創館は大阪におけるビジネスの拠点として大いに活用できる施設です。産創館があることで、出会いや繋がりが生まれ、いろんなビジネスの動きが良くなっていると思われます。(大阪市商工会議所とも近く、連携もとりやすいのかもしれません。近隣の神戸や京都では、ここまでのビジネスの拠点はないように思われます。

産創館のような施設があることで経済がより活性化し、そのことで、働く人たちも元気になり、よりよい社会となっていくことを願います。私も過去数年大阪市内で勤務したことがありますが、その際も産創館をよく利用していました。
ちなみに、産創館の南側の道の向いには、アイスモナカを店頭で売っているゼー六というお店があり、夏の暑い日に営業帰りに買ったのを思い出しました。こちらも多くの方に愛されているお店です。
これから暑い季節となりますが、産創館でビジネスを活性化した後は、ゼー六のアイスモナカで体をクールダウンするというセットを楽しんでみてもらいたいと思います。

大阪産業創造館
〒541-0053 大阪市中央区本町1-4-5

ホームページ
http://www.sansokan.jp/

2011/04/19

神戸学校


神戸学校は、神戸に本拠をおくアパレル企業フェリシモ(FELISSIMO)が定期的に第一線の人々を招いて開催する講演会です。

コンセプトは「神戸発未来へ「経験と言葉の贈り物」」。フェリシモのビジョンを表すスローガン
ともにしあわせになるしあわせ
ともきちんと整合しています。

1995年、阪神淡路大震災をきっかにスタートし、その後も定期的な開催を続け、これまでに130名以上のゲストを招いてきたそうです。

このような取り組みは、いま盛んになっているCSR活動やコーズリレーテッドマーケティングの一環で短期的なキャンペーンとして行われることはよくあるかとは思うのですが、コツコツと地道に活動を続けて16年、ゲストが130人を越すまで続けてきた、というのがこの神戸学校の独自性であり、すごいところだと思います

最初は一担当者の思いつきから始まったのかもしれませんが、それがこのように継続されているということは、企業ビジョンや社会活動、地域活動への意識が組織の中でしっかりと浸透し、受け継がれているということなのでしょう。

いつか、担当者の方に取材をしてみたいものです。。

神戸学校


おまけ
■フェリシモの名前の由来
ちなみに、公式サイトによると、会社名のフェリシモは至福、最上の喜びを意味する英語の「felicity」に、強調を表す接尾語「ssimo」をくっつけて作った造語だそうです。
私たちの社名「FELISSIMO」は、ラテン語を語源とする言葉「FELICITY(至福)」と、強調を表す接尾語である「SSIMO」を融合させた新語で、「最大級で最上級のしあわせ」を意味しています。

■「ハッピートイズプロジェクト」
神戸学校の他にも、着なくなった服や布で世界のこどもたちにプレゼントを贈る「ハッピートイズプロジェクト」という取り組みもされています。こちらも1997年にスタートし、今年で15年目になるそうです。
着られなくなった服や思い出の布で作ったぬいぐるみたち。
世界中のこどもたちへと贈られて、
その先々で、ひまわりみたいな笑顔を咲かせていく。
『フェリシモ ハッピートイズプロジェクト』は、
そんな素敵なことを引き起こす手づくりイベントです。
ハッピートイズプロジェクト

2011/04/12

丸谷明夫さん

丸谷明夫さんは、大阪府立淀川工科高等学校(淀工)の吹奏楽部顧問をされています。

淀工の吹奏楽部は、過去にコンクール全国大会に32回出場し、なんと全国最多回数の金賞を獲得しています。音楽の授業がない学校である、ということがさらに驚きに拍車をかけます。

丸谷明夫さんは、子どもの頃から音楽好きで、音楽大学を志しますが、家庭の事情により大阪工大に進学されます。そして、教員となり、淀工に赴任し、吹奏楽部顧問に就かれたとのことです。

全国コンクールにおいて金賞を獲るには、実力がなければいけません。音楽の授業さえない学校において、実力をつけるには部活動における練習しかありません。その練習は、長時間で厳しいものでしょう。しかし、その練習を可能にしてしまうのが丸谷さんの指導力なのでしょう。その指導力の内容をもっと詳しく知りたいと思います。現在は、大阪音大特任教授(吹奏楽指導法)も務められているとのことで、まさしく、いままでの顧問としてのノウハウを学生にお伝えされていることと思います。

淀工吹奏楽部は、校外においても演奏活動の機会があるそうですので、高校のHP等から情報を得ることができます。ただ、淀工吹奏楽部のファンは数多いとのことですので、チケットはなかなかとれないかもしれません。

ちなみに、2011年4月15日には、守口市において、東北関東大震災のチャリティコンサートを開かれるそうです。


参考にさせていただきました。

淀川工科高等学校ホームページ
http://www.osaka-c.ed.jp/yodogawa-t/kouka/index.html

多士彩才
http://osaka21-blog.cocolog-nifty.com/person/cat20838194/index.html

2011/04/06

神戸リメイクプロジェクト

神戸リメイクプロジェクトは、ウェブマーケティング会社IMJの元社長・樫野孝人さんを中心に、神戸を盛り上げることを目的として立ち上げられた団体です。

公式ページの「設立宣言」には次のように書かれています。
神戸リメイクプロジェクトは「行政改革」「議会改革」「市民と企業の活性化」の3つのテーマに対して、神戸を愛し、志を持った皆さんと一緒に行動していきたいと考えています。
私たち市民が立ち上がりましょう。
自分達の手で、この神戸の街に賑わいと元気を復活させましょう。
そして本当の意味での「市民が主役」の街づくりをしましょう。
神戸なら、日本中が、いや世界中が注目するような21世紀の都市像を発信できるはずです!

具体的な活動内容には以下のようなものがあります。

タウンミーティング
神戸市民がともに市政のあるべき姿や問題点について議論しようという試み。

神戸企業探訪
神戸の優れた企業を訪問し、紹介するプロジェクト。

神戸ひとマガジン「裕ちゃんを探せ!」
いま神戸を作ってきた60歳以上の神戸人の生き方、暮らし方を紹介するメディア。
神戸ひとマガジン「裕ちゃんを探せ!」

日本ロマンチスト協会
「大切な人を幸せにするチカラ=ロマンス力」の大切さを伝えていく団体。
日本ロマンチスト協会神戸支部のブログ

日本を元気にするためには、企業だけ、自治体だけ、生活者だけで活動をするのではなく、神戸リメイクプロジェクトのように産・官・民を巻き込んでいく取り組みが必要なのかもしれません。


公式ページはこちら。
神戸リメイクプロジェクト