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2011/08/04

淀川河川公園

淀川は、滋賀の琵琶湖から始まり、京都・大阪を通り、大阪湾に流れ込む大きな川です。水は生命の恵みであることは間違いないですが、淀川の河川敷も関西に住む人々の心の恵みとなっています。淀川の河川敷には、広々とした土地・水の流れ・吹き抜ける風・豊かな植物・スポーツ施設・花火イベント等があり、年間を通してリラックスできるような環境があります。

淀川河川公園は、京都の大山崎地区から始まり、河口部の大阪・海老江地区までいくつもの地区に分かれながら広がっています。ホームページによると「自然環境保全・再生ゾーン」、「水辺環境保全・再生ゾーン」、「多目的利用ゾーン」の3つに分かれています。具体的には、干潟やヨシ原、野球場やサッカー場、テニスコートの他に、陸上トラックや、ローラースケート場、バーベキューができる地区などがあります。

私は淀川近くに住んでいることもあり、淀川の堤防をサイクリングすることがありますが、緑豊なエリアがあるかと思えば、広大なグランドで野球やサッカーを楽しむ人たちがいたりと、様々な楽しみを提供してくれます。大山崎の背割堤地区の桜の名所や、十三周辺の花火大会、またハーフマラソン大会が開催されたりと、年間を通して様々なレジャーイベントがあります。加えて、京都の三栖閘門や大阪・毛馬の閘門、赤川鉄橋など、関西の歴史や雰囲気を感じることのできる設備も残っています。

淀川河川公園の年間の利用者は500万人を越えるとのことです。淀川河川公園には日常の生活空間にはない「広さ」があります。その「広さ」の中では、日常生活で小さくなった自分自身を広げたり伸ばしたりできることでしょう。生活に疲れを感じたときは、淀川に出かけられてみてはいかがでしょうか。近年は集中豪雨等により川沿いが危険なときもありますが、これからも淀川河川公園が、関西の人々の憩いの場であり続けることを願います。

淀川河川公園
http://www2.kasen.or.jp/
http://www.yodogawa.kkr.mlit.go.jp/
http://www.yodogawa.kkr.mlit.go.jp/kids/ballon.html

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